解説:歯付き棒(ラック)と歯車(ピニオン)をかみ合わせて直線運動を得る機構。ロボットのリニア軸やガントリーロボットで長ストロークを実装する場合に多用される。剛性は高いが定期的な注油やバックラッシュ調整が必要。例:・ロングストロークの直交ロボットでラック&ピニオン構造を採用し、高荷重搬送に対応。・ピニオン歯車の摩耗を監視し、必要に応じて調整しないと位置精度が低下。・高速移動が可能だが、騒音が大きくなる傾向がある。