解説:
Safe Limited Position の略。
安全機能の一つで、ロボットの関節やエンドエフェクタの位置が特定領域を越えないようモニタリングする仕組み。
SLS(Safely-Limited Speed)と組み合わせて、速度のみならず空間的な可動範囲も安全に制限する。
人が近づく作業環境で重宝される機能 。
例:
・SLPを設定し、ロボットがハンドを絶対に柵外に突き出さないよう制限する。
・安全スキャナーが人検知 → SLP領域をより狭く設定し、衝突リスクを下げる。
・ロボットの衝突センサーと連動し、SLP範囲から外れそうなときは即座に動力を遮断。