DH Robotics CGシリーズは、3つのフィンガー(指)が中心に向かって同期して開閉する「電動求心(センタリング)グリッパー」です。円柱状の金属部品や球体を扱う現場において、ロボットのパフォーマンスを100%引き出すための専用設計が施されています。

基本仕様・特長

  • 完璧なセンタリング(求心把持): 通常の2本指グリッパーで丸いものを掴むと、どうしても中心軸がズレてしまい、工作機械にセットした際に致命的な加工不良を引き起こします。CGシリーズは3方向から均等に力をかけて包み込むため、常に完璧な中心位置でワークを固定できます。
  • 脱エア配管によるスマート化: 従来の空圧式3指ハンドで必須だったコンプレッサーやエアチューブの引き回しが一切不要です。ティーチペンダントから「掴む力」や「速度」をミリ単位でデジタル制御可能です。
  • セルフロック(落下防止)機構内蔵: 停電や非常停止時でも、ギア機構によってワークを強固に保持し続けるため、高価な金属部品や刃物の上にワークを落とす二次災害を防ぎます。
  • 機種選定のポイント

    全国に無数に存在する「金属加工業・町工場」において、人手不足を解消するための「工作機械の自動テンディング(部品の出し入れ)」は最も投資対効果(ROI)が高い領域です。 この工程をロボット化する際、標準の2本指グリッパーを無理に使うのは「机上の空論」です。現場の加工不良をゼロにし、24時間無人稼働を安定して実現するための「特効薬」として、協働ロボットと必ずセットで導入すべきエンドエフェクタです。

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